親子deアートは、子ども本来が持っている
創造力や表現力を育むことをめざしています。
★子どもは本来アートな心をもっています。
子どもは手で何かを持てるようになった頃から、そばにいる人が何かを描いたり、物をつくったりすると、同じようなことをやりたがります。子どもはもともと何かを描きたい、つくりたいという欲求をもっているのです。でも、お家の中の大切な物や人の物に、描いたり、触れたりすることを避けたいため、つい「こんなところに描いちゃダメ」とか「手が汚れるからダメ」とか言っていませんか。せっかく子どもが、描くこと、作ること(表現すること)に興味をもったのに、大人がその気持ちを奪ってしまうことがあります。
★描くこと、作ることが育てるもの。
色は五感や感情、情緒を育てる部分を発達させ(赤い色は興奮する、緑は穏やかになる等)、形は考える力や観察力を発達させます。脳には右脳と左脳がありますが、色は右脳を刺激し、形は左脳を刺激するといわれます。色を使って形を描いたり、形をつくって色を塗ることは、創造脳といわれる前頭前野が育ち、クリエイティブな能力が伸びるのです。 また、自分の思うように表現できた子どもは、情緒が安定し、感性が養われます。
★2~3歳児の特性と一人ひとりの個性を尊重。
子どもが描いたり作ったりする欲求を持っていることがわかったら、色や形を感じ、自由に表現する機会を積極的に与えてあげたいものです。描くこと、作ることが楽しいと思える場所で、大人が見守りながら(手は出さず、大人がやってしまわないようにしながら)安心して表現できる時間をつくってあげましょう。親子deアートは、一人ひとりの子どもの気持ちやペースを尊重しながら、2~3歳児でも無理なく楽しいアートが体験できるようなプログラムをご用意しています。